春風だより
振り返って・・・
思いがけない訪問者
中学卒業と同時に鹿児島に引っ越した末吉淳誠先輩。
鹿児島の進学校に合格し剣道部へ。その後も節目節目で報告をくれていました。
そしてこの夏、無事に引退されたそうです。
その先輩ご家族がなんとサプライズ来訪!
館長にはもちろんの事、誰にも言わずに。
聞くと、引退した報告を直接したくて…そして見守ってくれた春風館の氏神様、到津八幡神社にもお礼を言いたくて…。
その場にいた保護者は嬉しさと懐かしさで涙が出たとか。
ご両親のその心遣いと丁寧な生き方。このご家族が春風館の仲間だったことを誇りに思います。
これからもよろしくお願いします!
鹿児島支部長(笑)
10月、とある試合後の館長のお話し。。。
「小さな溶岩は水の中に入れると一気に沸騰する。その溶岩に誰がなるのか」
誰でも溶岩になることが出来る。
そして各々が沸騰させられる人間=影響力のある人になる事が大切であると。
聞いていた門下生によって捉え方は様々。
・自分が溶岩になってみんなを沸騰させるんだ!
・仲間の持っている溶岩をもっと引き出してあげたい!
・振り返れば、あの時もっと沸騰させられる何かができたかもしれない!
誰でもみんないい個性があり、それは溶岩となりうるのです。
場面によって自信を持ち、溶岩になれるよう、まず意識をしてみましょう。
宮崎県立高千穂高校剣道部へ訪問
10月、門下生憧れの高千穂高校の稽古に参加させて頂きました。
そこで、初めて同行した保護者に感想を伺ってみました。
「神話と伝説の町、そして剣道の町、町に入ると空気が澄んでいて、凛としていました。
武道場に入ると、すれ違う部員は目を合わせての丁寧な一礼、そして素早く次の動作へ。
UPの時点から、全員が全力の声、全力の気合、全力の気迫…見ていて息が出来ず涙が出そうになりました。
我が子も日頃から頑張っているとは思います。でも本当の全力の姿を目の当たりにし、この空気の中、この先輩方と稽古が出きればもっと成長し、高千穂高校を卒業したOBが言う「感謝」の本当の意味を肌で感じることが出来るのかもしれないと思いました。
それとともに、春風館に入館する際に門下生の気配りに感動しこの場所で学ばせたい、と感じたあの頃を思い出しました。
また機会があれば是非経験させていただきたいと思います。」
全国を視野に入れた高千穂高校での全力の稽古は、同じ空気を吸うだけでも身が引き締まりますね。
子どもたちにとって、とてもいい経験となりました。
高千穂高校剣道部の監督をはじめ、部員の皆さん貴重な時間をありがとうございました。