春風だより
4月号《道場訓》
《道場訓》
私たち春風館では稽古の前に道場訓を唱えています。
道場訓
素直で明るい子どもになります。
親を大切にし友と仲良くします。
元気にはっきり挨拶をします。
人として基本中の基本です。
その上で剣道を通して基本を学ぶわけですが、剣道を通して学んでいる事とは?
一番大切な礼儀ですが、挨拶だけが礼儀ではありません。
・道場に入る際には履物を揃え、脱いだ服や荷物は整理する…一つ一つの動作を丁寧にすることを学びます。
・防具を大切に…防具の手入れをする事で物を大切にすることを学びます。
・はっきり大きな声を出す…日頃から挨拶がきちんと出来るようになります。
・竹刀をまたがない…魂が宿り自分を守ってくれる刀だった竹刀をまたぐ、それは自分をまたぐことでもあります。竹刀に限らず物をまたぐようなことはしません。
・出入りする際は神殿に一礼する…守ってくれている神様(師匠や親)に感謝の気持ちを忘れません。
あげればきりがないほど剣道を習う上で多くの教えがあります。
勝負事にとどまらず、春風館ではこれからも人として大切な事を大事にしていきたいと思います。
そこで剣道熟語
《初心不忘》しょしんふぼう
初心忘れるべからず。
勝つことだけにこだわるのではなく、剣道の基本しかり、挨拶、防具の手入れ、習い始めのあの頃注意されていたことを思い出しましょう。
今月の、門下生より一言
僕達は今、6月9日にある全国大会予選に向けて日々稽古に励んでいます。チームワークを大切に、毎日の厳しい稽古をピリピリした空気の中、お互い支えあいながら頑張ることができています。今年は小・中学生共に予選突破し全国大会に必ず出場します!
春風館門下生筆頭 横尾澪音
今月の試合結果
4/14武蔵小次郎桜まつり(手向山)
小学生 三位
妹尾惇平・上土居麗・上土居輝・坂本瑠愛・石原琴乃
中学生準優勝
上土居陸・小山田快人・妹尾倖輔・赤星海綸・出水優香
合宿inもじ少年自然の家
春風館では春・夏、年2回の合宿をしています。
春風館全員参加で寝食を共にする事で団結力と社会性を学びます。
毎日規則正しく3泊4日、朝は外でラジオ体操から始まり目が覚めたところで朝食。
キャプテンによる、その都度気付いた事のミーティングも欠かしません。
頑張ったみんなで食べる食事は格別。毎食おいしく頂きました。
稽古は毎日三部練。技だけではなく心も一緒に鍛えます。
みんなで頑張る合宿だからこそチームワークも増し、充実した稽古に。
初めての合宿、初めて親と離れた4日間、初めての防具…清水悠満1年生!
なにもかもが初めての悠満でしたが、先輩たちの気配りもあり、頑張る事がました!!
最後の夜は中学3年生美優先輩と妃奈乃先輩のお別れ会。
低学年・高学年のミニ劇場。
そして中学生は先輩たちを担いでヨイットサ―!
神輿でエールを送りました。
そして心のこもった、春風魂いっぱいのプレゼント。
送る側も、送られる側も春風魂を忘れずにつながっている。
これが春風館です。
この気持ちが日頃の辛い稽古を乗り越え、色んな困難にも立ち向かう力となるのです。
新年度、ここからまた頑張ります☆彡