春風だより

10月号《持久力》

《持久力》とは本来、粘り強く長く持ちこたえられる力の事です。

しかしながらただ長く、ではあまり意味がありません。

ここでは、自分で求める力《自求力》(じきゅうりょく)を考えてみましょう。

一つの事を長く続ける事は大切な事ですが、その中で自分はどうしたいのか、どうなりたいのかをイメージし目標を持って続けて行く事が最も大切なのです。

早く上達したい!誰もが思う事ですが、頭の中で科学的に考え論理的に学ぼうとしても身には付きません。

物を学ぶためには常に目標をもち、時間をかけ、経験をすることが必要なのです。

確実に上達するために近道はありません。

 

 

今月の試合結果

10/18小倉城まつり 優勝

坂本瑠愛・上土居輝・赤星海空・石原琴乃・清水煌太

 

 

 

 

私たちと同様到津八幡神社に見守られ、書道で活躍されている和楽書院の先生方によります書を奉納するというパフォーマンスがあり、子ども達と拝見させて頂きに行きました。

暗闇に提灯という厳かな雰囲気の中、どの子も息をのんで見つめていました。

いつもの動である「道」とは違い、静の「道」を感じる貴重な体験となりました。

 

 

第十九回西日本選抜少年剣道大会

先日10月4日。春風館門下生のみで小規模な大会を決行致しました事をご報告いたします。

私たち春風館の剣道大会は当初、氏神様であります到津八幡神社に無病息災を祈願し、秋祭りの一環として2000年に第一回奉納試合を行いました。

それが今では西日本各地から多くの剣士にお集まりいただき、盛大な大会となりました。

これもひとえに趣旨をご理解いただき、遠方からもご参加いただいている道場各位ならびに各道場の先生方のおかげだと心より感謝しております。

今年度は現在の状況を鑑み大会は中止とさせて頂くべきところ、毎年大会にご参加いただいております各団体様、また今まで春風館に関わって下さった皆様の無病息災と一日でも早いコロナ感染症の終息を願い、到津八幡神社境内にて剣道の試合を奉納し、第19回西日本選抜少年剣道大会を決行させていただきました。

来年度はまた多くの剣士の皆様と剣を交え、元気にお会いできますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

  

《奉納試合》

今年度の西日本選抜少年剣道大会は残念ながら中止にせざるを得ないと諦めていましたが、今だからこそ出来る事を探している春風館として、初心に帰るべく第一回奉納試合を行った到津八幡神社境内での大会を開催することに致しました。

集合時間となる朝はあいにくの曇り空、ポツポツと雨も降りだし延期?と頭をかすめましたが、そこは春風館館長の一声。

いつも守って頂いてる到津八幡神社の神様に試されている、雨に負けてコロナに勝てるか!

どしゃぶり、ずぶ濡れになってもやる!

雨天決行を決めました。

すると…開会式が始まる時間には空が明るくなり、雨もやみ終わる頃には青空が。

やはり私たちは守られている。そう確信し、神様に感謝しながら奉納試合を無事に終える事が出来ました。

 

  

 

 

お社に入れて頂き春風館に関わるすべての方の無病息災と、今後の繁栄を祈り参拝。

 

 

選手宣誓は 春風館小学生筆頭 清水煌太6年生

今回は「どんな困難にも打ち勝ち…」という文言を加え、立派な宣誓でした。

 

   

 

久しぶりの試合、そして面マスクとフェイスシールドを付けてではありましたが、外での試合は想像以上に盛り上がり、子ども達の顔にも久しぶりの笑顔が。

 

 

 

「到津八幡神社奉納 第19回西日本選抜少年剣道大会」

春風館だけの小規模な大会ではありましたが、誰もが有意義な時間を過ごす事が出来ました。

 

来年度は西日本各地の選手とまた剣を交えることが出来ますように。

皆様のご健勝とご多幸をお祈りいたします。