春風だより
合宿3泊4日!
学年最後の行事、もじ少年自然の家で3泊4日の合宿を行いました。
入所式では所員さんから過ごし方の説明を受け、その後すぐに稽古。
合宿を始めるにあたって館長よりお話がありました。
最近行われたWBC。近年行われていたサッカーワールドカップやラグビーといった団体競技。
世界レベルのどの競技も、選手が口にしていたのは「感謝」「チームワーク」だった。
個々のレベルを上げつつ、今ある環境、仲間、家族、感謝の気持ちを忘れないことが大切。
お互いを敬い感謝することでチームワークもできるはず。
3泊4日、寝食を共に同じ釜の飯を食う事でより一層のチームワークを!
規則正しく朝の集いから始まり食事、稽古、トレーニング、風呂
充実した4日間を過ごす事が出来ました。
初めて参加した新一年生も親と離れての4日間泣かずに頑張りました。
最終日前夜は卒業生の壮行会。
小学生は先輩や保護者とドッジボールを楽しみ、中学生はハカでエールを送ります。
そして中学生全員で十五の手紙を事務長の伴奏で合唱。
そして記念品は全国制覇と書かれたTシャツを。
寝食を共にする事で課題も見つかりました。
時間の大切さ、気配り、感謝…当たり前のことは当たり前ではない、感謝を。
ピンチはチャンスです。
このピンチを活かして日々の生活を見直しましょう。
4日間お疲れ様でした!
おまけ。。。
近所の桜がきれいな川沿いで写真撮影 撮影:美優先輩
令和4年度追い出し
今年もまた2人の門下生が巣立って行きます。
〈坂本優愛〉 宮崎県立高千穂高等学校
〈宮﨑孝介〉 北九市立高等学校
寂しくもあり、嬉しくもあり、毎年複雑な気持ちになります。
最後の稽古で全ての力を出し切り、高校へと追い出しました(^^)
稽古の後は送別会です。
門下生から卒業生へ。卒業生から保護者へ。。。そして館長へ。
今までの感謝の気持ちを届けます。
「大好きな館長先生へ…(中略)迷惑をかけた自分を最後まで見捨てることなく話し合いに付き合ってくださいました(中略)教えて下さった「感謝」を忘れず過ごし、恩返しが出来るように頑張ります。…」 宮﨑孝介
「…館長は自分にとって一番優しく、一番怖い存在であり、お父さんのような存在でした。(中略)春風館で過ごした9年間は自分にとって宝物です。(中略)高校で日本一になり、日本一の館長にします。…」 坂本優愛
毎年館長から卒業生に贈られる一文字。
今年は「開」でした。
自分をさらけ出すことが苦手な二人。
苦しくても我慢することは大切な事ですが、時には心を開いて仲間を頼り、支え合ってほしい。
また、高校に進学することで新しい扉を開き、新しい環境で新たなステージを開拓して欲しい。
目を開いて目配りを、そして心を開いて心配りを、そんな願いが込められています。
高校でのご活躍を心からお祈りしています。
2人も頑張れ!